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ビタミンC(VitaminC)の栄養と健康について管理栄養士が説明|ビタミンC大辞典

ビタミンC(VitaminC)の栄養と健康を管理栄養士が説明

ビタミンC、(VitaminC)は、多くのビタミンの中で最も身近なビタミンの1つであると思います。ビタミン剤や飲料水お菓子に添加されたりしています。ビタミンCは、野菜や果物に多く含まれています。また、ビタミンCは、化学的に合成する事も可能である事やビタミンCが持つ酸化防止の作用もあり、酸化する事で品質が低下する食品に添加もされています。ですので、野菜や果物由来ではない食品にもビタミンCが含まれる事があります。

ビタミンCは、水溶性ビタミンに属し、水には溶けるが、油脂類やアルコールには溶けない性質があります。また、酸化しやすい性質があり、食品を放置する事でビタミンCは消失をします。また、ビタミンCは、熱にも弱い性質があります。ですので、調理は、手短に、長時間の加熱を避ける事がポイントです。食品や飲料水から摂取されたビタミンCは、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠です。これより皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。また、病気などいろいろなストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くしたりします。さらに、抗酸化作用もあり、有害な活性酸素から体を守る働きをすることから、動脈硬化や心疾患を予防することが期待できます。ビタミンCは、ストレスの多い人ほどきちんととる必要があるといわれています。ここでのストレスとは、寒さ、暑さ、疲労、苦痛、心痛、睡眠不足、働き過ぎなど精神的・物理的ストレスの両方です。またたばこを吸う人も、より多くのビタミンCが使われるといわれています。

ビタミンC(VitaminC)について管理栄養士が説明

ビタミンC
アスコルビン酸

ビタミンCの栄養と働き

ビタミンCの働きには次のものがあります。①.コラーゲン(生体内の総たんぱく質の3割を占める。皮膚にハリをもたせ、血管の壁を丈夫にする)の生成にかかわっています。 ②.メラニンの生成を抑え、皮膚の色素沈着を防ぎます。  ③.活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。 ④.免疫力を高め、病原菌に対する抵抗力を高めます。 ⑤.鉄の吸収を助け、貧血を予防します。 ⑥.抗ストレス作用のある、副腎皮質ホルモンの合成を促します。

ビタミンCの栄養所要量と健康

不足すると、寒さや細菌に対する抵抗力が下がってカゼなどの病気にかかりやすくなったり、骨の発育が不十分になったりします。ビタミンCの欠乏症で知られる壊血病(かいけつびょう)は、コラーゲンがつくれないために細胞の間の結合がゆるむことでおこります。血管や関節が弱くなることから、歯ぐきなど体の各所で出血したり、関節が痛んだりする病気です。

ビタミンCの栄養所要量が定められております

  ビタミンC推奨量
成人男性 100mg
成人女性  100mg
   妊婦 +10mg
   授乳婦 +50mg
(参照) ビタミンCの栄養所要量
※ビタミンC上限量は定められていません
※「日本人の食事摂取基準(2005年版)」による
※成人=18~49歳
ご参考:2003年 国民健康・栄養調査による摂取量(20~59歳平均)
男性:103mg  女性:126mg


ビタミンCの健康と栄養、欠乏症と過剰症

ビタミンCは、過剰に摂取しても吸収率が低下し、残りは尿から出てしまうため、一般的には有害な過剰症はないといわれています。ただし、薬やサプリメントなどでは、吐き気、下痢、腹痛といった胃腸への影響が報告されていて、腎機能に問題がある人では腎結石のリスクが高まることから注意が必要です。適切なご利用方法をこころがけてください。

ビタミンC栄養と健康|ビタミンCの過剰症と欠乏症による症状

項 目 具体的な症状
ビタミンC
過剰症
特にありません。
 
ビタミンC
欠乏症
歯ぐきから出血傾向が見られるようになります。切り傷の治りが悪くなる、皮膚のハリがなくなる、骨や歯が弱くなるなどの症状が出やすくなります。また、免疫力が落ち、かぜなどにかかりやすくなります。
  
 

ビタミンCが多く含まれている食品

ビタミンCの多い食品は、果物(とくにかんきつ類やイチゴ)、野菜、いもなどです。ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので、できるだけ新鮮な生で食べるのがよいことになります。ポイントは、洗いすぎたり、ゆですぎたり、水にさらしすぎたりしないことです。

ビタミンCが多く含まれている野菜・果物

含有量(可食部100g中) 常用量(目安量)
赤ピーマン(生) 170 60g(1個) 102
なばな(生) 130 80g(和え物1食) 104
かぶ葉(生) 82 70g(1/3束) 57
アセロラ果汁入り飲料(果汁10%) 120 200g(1缶) 240
いちご(生) 62 80g(5個) 50
ネーブル(生) 60 130g(1個) 78
グレープフルーツ(生) 36 200g(1個) 72
玉露(浸出液) 19 150g(1杯) 29
 
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ビタミンCの栄養成分、必要量、過剰症、欠乏症、多く含む食品の情報

ビタミンCの栄養と健康

ビタミンC消化と吸収

ビタミンCの栄養所要量

ビタミンCには肌の調子を整え、シミやソバカスの原因であるメラニン色素の生成を抑制する働きがあります。また、体の免疫力を高め、風邪の予防等の効果があります。 ビタミンCは、消化管で吸収され血中に送られます。血漿中のビタミンC濃度は、摂取後 1.5〜3時間でピークに達し、その後、緩やかに減少します。 ビタミンCの栄養所要量は定められております。摂取状況は、ほぼ充足しており一般的な食事すれば欠乏の心配はありません。

ビタミンCの過剰症

ビタミンC不足・欠乏症

ビタミンCの吸収促進・阻害

水溶性ビタミンでもあるビタミンCは過剰症の無いビタミンと言われています。過剰摂取しても体内蓄積はされませんが、腎機能などに悪影響がある事がわかっています。 水溶性ビタミンであるビタミンCは生体内の酸化還元反応に関係し、また、コラーゲンの生成や骨芽(こつが)細胞の増殖などさまざまな作用をもっています。 ビタミンCは、喫煙、熱に弱い、酸化(空気に触れる)、アルカリ性に弱いです。ただし、芋類に含まれるビタミンCは、比較的安定。

ビタミンCを多く含む食品

ビタミンCの抗酸化作用

ビタミンCとニキビ、美白

ビタミンCは、野菜や果物に多く含まれているビタミンです。また、ビタミンCと同じ作業があるアスコルビン酸は酸化防止剤として多くの食品に含まれております。
ビタミンCには活性酵素の発生を抑え、取り除く働きがあります。ビタミンEは抗酸化作用のほか、細胞内に過酸化脂質が作られるのを抑える働きがあります。 ニキビを改善するにはビタミンC成分は有効です。しかし、注意しなければいけないことはビタミンCでもいろいろな種類があるということです。
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